チンチラとアレルギー🐭
- 2024.03.10
- チンチラのいる暮らし
アレルギーのリスク
どんな生き物を飼育してもアレルギーになるリスクはあると思うのですが、チンチラが飼うのが難しいと言われてる理由のひとつにはアレルギーのリスクが大きいこともあるのかなと思います。
毛によるアレルギー
チンチラは毛量がすごく多くて1つの毛穴から50〜200本ほどの毛が生えているそうです。毛をかき分けると地肌が見えないくらい毛が密集しています。
恐ろしいことに季節の変わり目になるとその毛たちが抜けて生え変わっていきます。毛の抜ける量は相当です。
さらにチンチラの毛は極細で軽く、ホコリのようにフワフワ宙を舞ったりします。なので他の動物より毛が空中に浮遊しやすいです。
チモシーによるアレルギー
ふたつめはチンチラの主食、チモシーのアレルギーリスクです。チモシーはチンチラにとって毎日欠かせないのですが、チモシーをあげる時や掃除の度にチモシーの粉がどうしても舞ってしまいます。
チモシーの粉を抑えたアレルギー対策用のチモシーも販売してたりしますが、完全に粉を出さないというのは難しいかもしれません。
砂によるアレルギー
これもチンチラには欠かせないルーティンなのですが、チンチラは水に濡れることはNGなので、水を使ったお風呂には入れません。その代わりに砂浴びを毎日して砂で汚れや皮脂を綺麗に落とします。
この砂が非常に微粒子になっていて、チンチラが砂浴びをすると部屋の中に砂が舞ってしまいます。
砂浴びの容器などを工夫したりしてなるべく砂が室内に舞わないようにがんばってますが、やはり完全に防ぐのは難しいです。
あとがき
このように毛のアレルギー以外にも、チモシーや砂によるアレルギーリスクがあります。
匹数が増えれば増えるほど、毛もチモシーも砂も舞う量が増えるので、多頭飼いをする際は特に注意が必要です。
ほぼアレルギーのなかった丈夫な私ですが、毎日お世話をして毛や粉を吸っていると、若干怪しい症状が出たりします。なのでお世話をする時はマスクをするようにしています。
かわいい子たちと末長く暮らすためにはアレルギー対策がこれからも欠かせません。
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