マロンの体調不良🐭
- 2023.11.18
- チンチラのいる暮らし 病気
- チンチラ, 齧歯類
マロンの様子がおかしい
無事に2匹の同居が成功してから数日後…
マロンがなんだか元気がない。
ウンチもおしっこも出ていない。
チモシーやペレットもあまり食べていない様子。
厳密にいうと、2匹で同居していると何をどれくらい食べたのか、ウンチやおしっこはどれくらいしているかははっきり明確にはわかりません。
ですがマロンが明らかに元気がなくて、観察していると食べてる様子もなく排泄もしてなかったので心配になり、病院に連れて行きました。
体調不良の原因
まずはレントゲン撮影。
上記の写真からお腹にガスが溜まっているという事が分かりました。鼓腸症です。鬱滞とも言うそうです。主な症状としてはお腹の張り、食欲不振、うんちが小さくなるなど。
マロンもお腹がいつもより硬くなって張っていました。病院でウンチはちょっと出ましたが、いつもよりだいぶ小さなウンチです。
水分を摂っていないので脱水症状にならないように点滴をしてもらい、自宅ではお腹の薬の投与と強制給餌をすることになりました。
初めての強制強制でやり方がわからなかったので、先生に目の前でやってもらい教えていただきました。
強制給餌に苦戦
病院では先生が手際良く強制給餌をして下さいました。見よう見まねでやってみましたがマロンが抵抗するのでなかなか上手くいきません。自宅では2人がかり。マロンにタオルを巻いて実行しました。
マロンは嫌がって抵抗するし、苦しそうだし、顔の周りは汚れるしで、慣れるまではすごく大変でした。
押さえ込んで給餌するのは胸が痛かったですが、とにかく食べないと腸が動かないので心を鬼にして食べさせました。
こちらはお腹の薬です↓
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手を出してきて「やめろ〜」って抵抗してきます。
鼓腸症の経過
2日ほど投薬と1日2回強制給餌を続けると、少しずつウンチとおしっこが出るようになってきました。部屋んぽをいつもより時間を増やしたくさん運動させて、腸の動きを良くするようにしました。
すると次第に回復と共にウンチの大きさは少しずつ戻ってきました。
少しずつチモシーやペレットを食べる様子も出てきたので先生と相談して給餌をやめました。治療から1週間くらいですっかり元気になったマロンです。
鼓腸症の原因
チンチラの鼓腸症の原因はストレス、食習慣、消化しない異物を食べてしまった、自分の毛が胃の中で詰まってしまうなど、さまざまだそうです。
マロンの場合はおまめとの同居が始まった直後でしたので、環境の変化によるものもあったのかもしれません。ストレスを与えてしまったかもしれません。
サプリメントも要因か
先生に普段食べているものを聞かれ回答したところ、先生よりご指摘がありました。
この頃あげていたものです↓
主食チモシー
副食ペレット
おやつ(エン麦、ドライ野菜、ドライフルーツ、なつめ、市販のチンチラ用クッキーなど)
サプリ(ビタミンC、乳酸菌、アニマストラス、ラクトバイトなど)
先生からご指摘があったのはサプリが多すぎる!と言うことでした。毎日1錠ビタミンCタブレットと乳酸菌タブレットは欠かさず、さらにアニマストラスやラクトバイトは1週間に3回くらいあげていました。
サプリには糖分も多く含まれているので注意が必要とのことでした。チンチラはなんならサプリはゼロでも良いらしいです。
体に良かれと思ってあげていたものが逆に毒になっていた可能性があります😱
おやつのあげ過ぎも禁物です。
それ以来サプリはやめました。
今ではチモシーと少量のペレット、おやつもエン麦やたんぽぽの葉っぱなど糖分のないものだけを少量与えるようにしています。それからはチンチラたちの体調も良く、食欲も安定しています。
また、余計なものをやめたおかげでチモシーを食べる量も増えていきました。そのおかげで歯の調子も良いです。
あとがき
マロンの鼓腸症の原因ははっきりとはわかりませんでしたが、改めてチンチラのデリケートさを実感しました。環境の変化も食べ物も、すべては飼い主の責任ですので、今後も気をつけようと思います。
チンチラにはとにかくチモシーですね!🐭
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